チャミスルとトクトクの違いとは?炭酸の有無と度数を徹底比較

緑色の小瓶でおなじみの韓国のお酒「チャミスル」。

最近では、缶に入った「チャミスル トクトク」という商品もコンビニなどでよく見かけるようになりました。

「どっちもチャミスルだけど、何が違うの?」と疑問に思う方も多いかもしれませんね。

結論から言うと、最大の違いは「炭酸の有無」と「アルコール度数」です。

「チャミスル」(マスカットやすもも等のフレーバー)は、アルコール度数13%の炭酸が入っていないお酒(リキュール)です。一方、「チャミスル トクトク」は、そのチャミスルをベースに炭酸で割り、アルコール度数を5%に調整した炭酸入りのお酒(RTD)なのです。

この記事を読めば、この二つの明確な違いから、味わい、飲み方、名前の由来までスッキリと理解できますよ。

結論|チャミスルとトクトクの違いを一言でまとめる

【要点】

チャミスルとトクトクの違いは、「そのまま飲むか、割ってあるか」です。「チャミスル」(フレーバー)は、アルコール度数13%の炭酸が入っていないリキュールで、ストレートやロック、または自分でソーダ割りにして楽しみます。一方、「チャミスル トクトク」は、そのチャミスルをあらかじめソーダで割った炭酸入りの商品で、アルコール度数も5%と低く、缶のまま気軽に飲めるのが特徴です。

まずは、この二つの違いを表で比較してみましょう。

項目チャミスル(フレーバー)チャミスル トクトク
分類リキュール(炭酸なし)リキュール(発泡性)
炭酸の有無なしあり(微炭酸)
アルコール度数13%5%
容器瓶(360ml)缶(275ml)
味わい果実の甘みが濃厚甘酸っぱく、スッキリ爽快
主な飲み方ストレート、ロック、ソーダ割りなど缶のまま、またはグラスに注ぐだけ

決定的な違い:「炭酸の有無」と「アルコール度数」

【要点】

「トクトク(톡톡)」とは、韓国語で「シュワシュワ」という炭酸が弾ける音を表す擬音語です。その名の通り、トクトクは炭酸入りで度数5%と飲みやすいのが特徴です。一方、ベースとなるチャミスル(フレーバー)は炭酸なしで度数13%と、しっかりとしたアルコール感があります。

チャミスルとは?(フレーバーリキュール)

日本で一般的に「チャミスル」として親しまれているマスカットやピーチ、すももなどの緑色の小瓶の商品は、韓国の焼酎(ソジュ)をベースに果汁や香料を加えた「リキュール」です。

最大の特徴は、炭酸が入っていないこと。そして、アルコール度数が13%と、そのまま飲むにはしっかりとした強さがあることです。

韓国ドラマなどで見かけるように、小さなグラス(ソジュジャン)に注いでストレートで飲むのが伝統的なスタイルですが、ロックや水割り、そしてソーダ割りなど、自分で好きなように割って楽しむベースのお酒でもあります。

チャミスル トクトクとは?(チャミスルの炭酸割り)

「チャミスル トクトク」は、このチャミスル(フレーバー)をもっと気軽に楽しむために開発された商品です。

「トクトク(톡톡)」とは、韓国語で「シュワシュワ」と炭酸が弾ける様子を表す擬音語です。その名の通り、チャミスルのフレーバーをベースに炭酸を加え、アルコール度数を5%に調整した「RTD(Ready To Drink)」飲料です。

RTDとは、購入してすぐに(Ready To)飲める(Drink)低アルコール飲料のことで、日本の「缶チューハイ」と全く同じカテゴリーです。

つまり、「チャミスル トクトク」は、メーカーがあらかじめ「チャミスルのソーダ割り」を最適なバランスで作って缶に詰めたもの、と理解するのが一番早いですね。

酒税法上の分類と原材料

【要点】

日本の酒税法上、チャミスル(フレーバー)もチャミスル トクトクも、どちらも「リキュール」に分類されます。ただし、トクトクは炭酸ガスを含むため、厳密には「リキュール(発泡性)①」に該当します。

酒税法上の分類(どちらもリキュール)

日本の酒税法において、お酒は細かく分類されています。

チャミスル(フレーバー)
チャミスルのベースは韓国焼酎(ソジュ)ですが、これに果汁や糖類、香料などを加えて味わいを調えているため、日本では「焼酎」ではなく「リキュール」に分類されます。(酒税法上、スピリッツ類に糖類や香味成分を加えたものがリキュールとなります)

チャミスル トクトク
上記のチャミスル(リキュール)をベースに、さらに炭酸ガスを加えているため、「リキュール(発泡性)①」に分類されます。

結局、どちらも大きな枠組みでは「リキュール」の仲間ということですね。

原材料の違い

ベースが同じであるため、原材料も非常に近いです。どちらもベースとなるスピリッツ(韓国焼酎)、糖類、香料、酸味料などが使われています。

決定的な違いは、トクトクには「炭酸ガス」が加えられている点だけです。

味・香り・アルコール度数の違いを比較

【要点】

味わいは、チャミスル(13%)が果実の甘みと香りが濃厚で、アルコール感もしっかりしています。トクトク(5%)は、炭酸が加わることで甘みが抑えられ、甘酸っぱくスッキリとした爽快な飲み口になっています。

味わいの違い(濃厚な甘み vs 甘酸っぱく爽快)

チャミスル(フレーバー)は、アルコール度数13%の中に果実の風味と甘みが凝縮されています。ストレートで飲むと、トロリとした甘みと濃厚なフルーツの香り、そして後からアルコールの熱感が感じられます。

チャミスル トクトクは、アルコール度数5%で炭酸が加わっているため、非常に軽快で爽快な飲み口です。チャミスルの特徴である果実の甘みや香りはそのままに、炭酸の酸味と刺激が加わることで、甘すぎずスッキリとした「甘酸っぱい」味わいに仕上がっています。

アルコール度数の違い(13% vs 5%)

これが最も実用的な違いです。

  • チャミスル(13%):日本酒やワインに近く、ストレートで飲むとしっかり酔える強さです。
  • チャミスル トクトク(5%):ビールや日本の缶チューハイとほぼ同じ強さです。

飲み方・シーン別の楽しみ方

【要点】

チャミスルは、ストレートでじっくり飲むか、氷やソーダで自分好みの濃さに「割って飲む」お酒です。トクトクは、缶のまま、またはグラスに氷を入れて「そのまま飲む」お酒です。

チャミスル(ストレート、ロック、ソーダ割りなど多彩)

チャミスル(瓶)の魅力は、その飲み方の自由度の高さです。

  • ストレート:小さなグラス(ソジュジャン)で、仲間と乾杯しながら飲む韓国スタイル。濃厚な甘みとアルコール感をダイレクトに味わえます。
  • ロック:氷で冷やすことで、甘みが引き締まり、スッキリと飲めます。
  • ソーダ割り:自分で炭酸水を用意すれば、自家製「チャミスル トクトク」が作れます。好みの濃さに調整できるのがメリットです。
  • その他:水割り、お茶割り、ジュース割りなど、可能性は無限大です。

チャミスル トクトク(缶のまま、またはグラスに注ぐだけ)

チャミスル トクトクは、「買ってすぐに飲める」手軽さが最大の魅力です。

  • 缶のまま:アウトドアや家でリラックスしながら、そのまま飲むのに最適です。
  • グラスに注いで:氷を入れたグラスに注げば、より冷たく、爽快に楽しめます。

「チャミスルを飲んでみたいけど、瓶(360ml)は飲みきれない」「自分で割るのは面倒」という方に、トクトクは最適な選択肢となります。

体験談|ショットグラスで飲むチャミスルと缶で飲むトクトク

僕がチャミスルにハマったのは、韓国料理店で友人と「チャミスル マスカット」の瓶を頼んだのがきっかけでした。

小さいおちょこ(ソジュジャン)に注がれた緑色の液体。「度数13%か…強そうだな」と覚悟して飲むと、想像を絶するマスカットの濃厚な甘みと香りが口に広がり、「甘い!ジュースみたい!」と驚きました。もちろん、後からアルコールのカッと来る感じはありますが、この甘さが辛いヤンニョムチキンと相性抜群で、すっかりファンになりました。

後日、コンビニであの緑色の缶「チャミスル トクトク」を見つけ、「お、チャミスルの缶が出たんだ」と購入。

家でプシュッと開けて飲むと、「シュワシュワする!?」と、また驚きました。あの濃厚な甘みはそのままに、炭酸が加わって驚くほど爽快な飲み物になっていたのです。アルコール度数も5%で、まさに日本の缶チューハイと同じ感覚。

この体験で、「瓶のチャミスルは、みんなでワイワイ飲む“お酒”」「缶のトクトクは、一人で気軽に楽しむ“チューハイ”」という違いを実感しました。どちらも美味しいですが、シチュエーションが全く異なりますね。

チャミスルとトクトクに関するよくある質問

結局、チャミスル トクトクって何ですか?

「チャミスル(フレーバー)を炭酸水で割った、低アルコールの缶入りカクテル」です。名前の「トクトク(톡톡)」は韓国語で「シュワシュワ」を意味し、炭酸入りであることを表しています。

チャミスル(瓶)をソーダで割れば、トクトクと同じ味になりますか?

はい、ほぼ同じ味わいになります。チャミスル(瓶)を買ってきて、お好みの強さの炭酸水で割れば、自分だけの「チャミスル トクトク」が作れます。濃さを自由に調整できるのが、瓶で買うメリットですね。

チャミスルと日本の焼酎は違うものですか?

はい、違います。日本の「本格焼酎(乙類)」は、米や麦、芋などの風味を活かすために単式蒸留機で造られます。一方、チャミスルのベースとなる韓国の「希釈式焼酎」は、連続式蒸留機で造った高純度のアルコールを水で薄めたもので、日本の「甲類焼酎」(例:鏡月、JINRO)に近いお酒です。

まとめ|チャミスルとトクトク、どちらを選ぶべきか?

チャミスルとトクトクの違い、スッキリ整理できたでしょうか。

「チャミスル(瓶)」は、アルコール度数13%の炭酸なしのリキュール。

「チャミスル トクトク(缶)」は、アルコール度数5%の炭酸ありのリキュール。

シーンや好みに合わせて、以下のように選ぶのがおすすめです。

  • 韓国料理店などで、ストレートやロックでじっくり飲みたい時チャミスル(瓶)
  • 自宅で自分好みの濃さのソーダ割りを作りたい時チャミスル(瓶)
  • ビールや缶チューハイのように、気軽にシュワシュワ感を楽しみたい時チャミスル トクトク(缶)
  • アルコール度数が低い方が良い時チャミスル トクトク(缶)

どちらも韓国の飲み物・ドリンク文化を手軽に楽しめる素晴らしい商品です。ぜひアルコール類の違いを理解して、気分に合わせて楽しんでみてください。